POINT
以前、世界文化遺産に登録されている「富岡製糸場」(群馬県富岡市)を訪れたことがあります。 明治維新後、産業の近代化が進むにつれて日 …
以前、世界文化遺産に登録されている「富岡製糸場」(群馬県富岡市)を訪れたことがあります。
明治維新後、産業の近代化が進むにつれて日本が力を入れたのが生糸の輸出。
高品質に重点を置いた生糸は海外で高く評価されたといいます。
その生糸を生産する高い養蚕技術とシルク文化を継承するため、富岡市ではいまもシルク製品がつくられていました。
その時驚いたのが、シルクの優れた特徴。
それまで衣服などの素材にこだわりがなかったのですが、富岡製糸場を訪れたことがきっかけで身に付けるものの素材を意識するようになりました。
シルクの優れた特徴としてあげられるのが、保湿性と吸水性の高さ。
シルク繊維には構造上多くの隙間があり、汗を吸収し、外へと放出してくれます。
熱伝導率が低く、皮膚の表面を一定の温度で保ってくれるため、夏は涼しく、冬は温かい。
オールシーズン使える素材です。
また、シルクを構成する成分は人の肌を構成するタンパク質に近い成分。
この成分はカイコの繭を保護するためのもので、人の肌にとっても優れた天然保湿成分になります。
興味を持ち始めてから、肌につけるものをシルク製にしてみようと買い換えています。高価なので少しずつですが…。
今回はシルクを使用している「はたらくくつした」(だいじょうぶ社)と「潤いシルクのおやすみアイマスク」(アルファックス)を試してみました。
「はたらくくつした」はサラリとした気持ちいい履き心地。
これからの夏の季節に活躍しそうです。
5本指靴下なので、指が動きやすくて靴をはいていても快適。
ランニングをする時に使ってみましたが、涼しく走れました。
綿の靴下などに比べて歩く時に滑りやすい気がするので、寝る時だけ足のケアのために履くという形でもいいかも。
これから使っていくのが楽しみです。
「潤いシルクのおやすみアイマスク」は寝ている時に目元の保護をしてくれます。
遮光性は低く、身に付けるとうっすらと光が見えるので完全に真っ暗にしたいという人には向いていませんが、肌触りは抜群。
私はお気に入りの香りをスプレーして使っています。
長時間パソコンやスマホを見ていて目が疲れたなと感じた時などリラックスしたい時にぴったり。
こころなしか目元の乾燥も改善された気がします。
身に付けるものをなんでもかんでもシルク、というわけにはいきませんが、ちょっとケアしたい部分に使ってみるのはおすすめです。
靴下、アイマスクのほかにもインナーやマスク、手袋など毎日使うものから変えていくと、生活の質がちょっとだけ上がった気がしますね。
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