POINT
私にとってはストレスでしかなかったビーズクッションがありました。
縫い目から中のビーズが出てしまい、そのビーズが床や他のクッションに静電気でくっついて、掃除が大変なのです。
でも、これは夫の持ち物。
「捨てて!」ではなく、そんな状態になっていることを伝えて、そろそろ手放して欲しいけどどうかな?という提案をしていました。
自分で「捨てる」という判断をしてくれるのを待っていたんです。
人のモノは、たとえ家族であっても勝手に捨てるのはNG。
自分にとってはなんの価値もないモノであっても、本人にとっては大事な場合があるから。
無理に捨てさせるのもNG。
後悔が残ってしまうと、後々モノを捨てられなくなってしまうこともあります。
なかなか捨てたがらない夫でしたが、先日自らゴミ袋に入れていました。自分で捨てると決めたものなら、きちんと納得できているんです。
じっと待つのはつらいけれど、決められるのは本人だけ。
大切な家族が幸せに、快適に暮らすための片付けですから、時には待つことも必要です。
パンパンに詰まっていて硬かったクッションでしたが、すでにペチャンコになっていました。ようやく手放してくれたので、掃除もラクになります。