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家事をするのが楽しくなるふきん、使ってみませんか。可愛いだけじゃなくって丈夫、吸水性もあって手触りも良い。ちょっとした実力派なんで …

家事をするのが楽しくなるふきん、使ってみませんか。可愛いだけじゃなくって丈夫、吸水性もあって手触りも良い。ちょっとした実力派なんです。

白雪友禅ふきん

キッチン用品にふきん、苦手でした。食器拭きは家にある普通のタオルで十分。衛生面が気になるし、掃除はキッチンペーパーでなんとかなる、と。
でも、友人からお土産でもらう機会があり、一人暮らしになってから初めてふきんを使ってみて驚きました。水をぐんぐん吸ってくれる!乾きやすい!使えば使うほどやわらかくなって気持ちいい!
衛生面も、使ったら洗濯機にポイっとするだけなので実際にはそこまで気になりませんでした。


わたしの初めてのふきんは、最初は食器拭き、次に台拭き、最後に掃除用にと役割を変え、使い倒して糸がほつれるぐらいになってから惜しみつつさようなら。
その後は単に「ふきんっていいものなんだなぁ」といろいろと試してみました。が、なんだかしっくりこない。
ほかのふきんを何枚か使ってみて実感したのです。どうやら最初のふきんが特別に使いやすかったのだと。
肝心の商品の名前を覚えていなく、ふきんの柄の記憶を頼りに探し回り、ようやく久しぶりに再会できました。それが「白雪友禅ふきん」です。
白雪友禅ふきん

素材、製法にこだわり

丈夫で、吸水性があり、乾きやすい。その秘密は素材や製法にあります。
素材は綿とレーヨン。レーヨンは木材パルプを原料としており、石油系の合成繊維とは違い、天然由来の再生繊維です。綿よりも早く土に還り、焼却すれば二酸化炭素と水になるなど、 環境にやさしい。そして、綿をしのぐ吸水性や放湿性、においがつきにくいと長所がたっぷりあります。
綿の強度、そしてレーヨンの特徴を兼ねそろえて、汚れの落ちやすさも抜群です。




生地は奈良県の特産品である蚊帳生地。目の粗い平織生地を多層に重ねられているため、乾きがよく丈夫になっています。
奈良は古来より薄織物の産地。その奈良で蚊帳製造業を長年営んできたのが白雪ふきん株式会社です。現当主の祖母が蚊帳のハギレでふきんを作り、 自家用に使っていたのが蚊帳生地ふきんの始まり。使い勝手の良さから多くの人に広まり、今では奈良・東大寺の大仏さまのお身拭いにも、毎年献納されています。
織物の技術と伝統を生かし、素材、製法にこだわりがぐっとつまっているからこそ、今までにないふきんが誕生したのでしょう。

おしぼり、台拭き、掃除…使い方いろいろ

「白雪友禅ふきん」はかわいい柄がいっぱい。今回は使うだけでウキウキするようなイチゴ柄を選びました。真っ白なふきんもありますよ。



はじめはサツマ芋でんぷん糊がついていてパリパリとかたい状態。使う前に約40℃のお湯で糊をよく洗い流します。
洗っていくうちにだんだんとやわらかい手触りに。水を絞るときには握力が弱くてもギュッと絞り切れる、やわらかさとしなやかさがありました。
食器拭きなどで使うと、タオルのように毛羽立っていないので、拭き筋もできにくく拭きやすい。ちょっとした汚れなら洗ってすぐ落ちます。
表面は友禅染めの柄物ですが、塩素系漂白剤も使えるとのこと。定期的に消毒もできるので、清潔さも安心です。
お客様用のおしぼりや、贈り物にもいいですね。

長く使える、ちょっといいものを

いま、たくさんの商品が出回り、使い捨てるように消費しているように感じます。一方で、未来のために、何度も長い間使える環境に良いものを使おうという動きがより強まってきていると感じます。
わたし自身、ある日ふと、「身近なものは長い間使える、ちょっといいもの使おう」と思い立ちました。それから、便利さを失わない程度に身の回りのものを整え、長く使える「わたしの愛用品」を集めています。



「白雪友禅ふきん」もその一つ。ちょっとお高いかもしれないけれど、その分何年も使える。なによりも使うだけでワクワクする。 これからもわたしはこのふきんと一緒に歩んでいこうと思うのです。

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